あたらしい日々のような終わり赤司くんは支配的
飼い慣らした手のひら赤司くんはずっと一番でいたい
あなたの影を焦がす赤司くんの過激な愛情表現
染めたての微睡赤司くんの淡い恋
幽霊に傅いて赤司くんのお人形遊び
見ず知らずのひかり赤司くんと知らない顔
黙して夢を見る赤司くんで「ツギハギ惨毒」
ひとりぼっちの告解室赤司くんは追いかけられない
春によるさざ波赤司くんの捨てるもの
まぼろしが君になる位置赤司くんと静かなお別れ

えいえんのための摩耗赤司くんと蝉と夕暮れ
神様の什器赤司くんは神様になりたい
楽園の枯葉の下赤司くんは好きな子を守りたい
歪に名前をつけて赤司くんのカニバリズムの目覚め
喪失はいつも指先の届かないところにある赤司くんはヒーローになれない
孵らぬ卵を温めた赤司くんの薄っぺらな言葉
おわかれの日に朝日が差すこと赤司くんと断捨離
生きてもないのに朝は来る赤司くんの自殺念慮
蜃気楼を織る赤司くんはどうすればいいのか分からない
夢の残り火赤司くんの首を絞める夢をみる